極度のあがり症が治った人の特徴を書いてみる
極度のあがり症が治った人に共通する点があるとしたらどういう点なんでしょうか。
そこに共通するものが、あがり症を克服できる法則と言えるかもしれません。
僕自身、極度のあがり症を克服した人になりますが、岩波英知先生のプログラムでも何人もあがり症を克服した人と話して「なるほど!」と思ったことや、ネット上のあがり症克服者の体験談を読んで「やっぱり!」と思ったことを書いていこうと思います。
- あがり症を克服した人の特徴1
どうなってもいいという開き直りの覚悟を持っている - あがり症を克服した人の特徴2
予期不安が少なくなり、まあなんとかなるさと達観している - あがり症を克服した人の特徴3
どう思われるかの意識のベクトルから、どう思わせてやるかに思考が逆転している - あがり症を克服した人の特徴4
ああ自分なら大丈夫さ、という漠然とした自信を持っている - あがり症を克服した人の特徴5
顔つき、表情からして違う。不安に苛まれている表情が、すっかりゆるんでいる - あがり症を克服した人の特徴6
人生の主役は私だ! 人生は一度だから自分の思ったとおりにやるぞ!と思えている
こんな風に克服者は変わっていると思います。
僕自身を思い返しても、なんでここまでネガティブ発想なんだっていうぐらい、つねにくよくよして不安でたまりませんでした。
表情も緊張でガチガチで固く、常に覚えた眼をしていたと思います。
どうしよう、どうしようばかり考えていたのだから当たり前ですね。
それが人生が好転すると、そんな自分が信じられなくなります。
顔つきからして違うと言われるようになりましたし、そう言われると自信がつき、はじめて自分が人生の主役じゃないとだめじゃないかと思えました。
主役という考えは僕にピッタリでした。
人前で話すときも、僕が主役で、周りが脇役で、僕の話が中心で、聞いている人の考えや感じていることなど片隅なんだと思えてきました。
だから僕が話したいことを話す、言いたいことを言おうと素直に思えました。
そこまでなるには抑圧の解消、トラウマへの恐怖現象、緊張しない暗示浸透を通してできたけれど、常に日常から人生の主役は俺様だと言い聞かせておくべきだと思います。
そして、うまく完璧にやろうという考えを捨てることも大事だと思います。
まあ、なんとかなるさ、なんくるないさーの考え方は重要です。
そちらのほうが完璧に行くことが多く、改めて過緊張は極度のあがり症を生み出し、思いとは裏腹に大失敗を引き寄せる法則の怖さを思い知ります。
あがり症を克服した人は、余裕があり、表情も違っていて、人生を俯瞰する能力を持て、主体的な人生に切り替わっていることが共通だと思います。
もしも極度のあがり症で困っているのでしたら、あがらないようにすることばかりに血道を上げず、もっと人生とは何か? 生まれてきた意味はなにか? なぜ自分は存在しているのかから考えたほうがいいと思います。
小さなあがり症対策では、一生あがる悪循環から逃れるパワーを手に入れられません。
最後にあがり症を克服した方たちのブログや体験談のリンクを掲載しておきます。